2006年08月31日

危ないね。価格.COMと楽天市場

ドッとムービットの事件であらためてショッピングサイトの存在を考えてみた。
ネットショッピングの利点は消費者が目的の商品を自宅にいながら安価に購入できる。
また、特産品を自宅にいながら購入できるという利点もあるが、最大の欠点は「高いお店では買わない」ということだ。

目的の電化製品をサイト内で検索する。
価格の安い順にお店が検索される。
消費者は高いお店など見向きもせずに、安い店だけに集中する。

ショッピングサイトは、ひとつの百貨店の中に、ヤマダ電機、ビッグカメラ等を押し込めているようなものだ。
同じ商品がA店、B店、C店にあり、A店が安ければ全員A店で買うわけで、B店、C店は出品してるだけ無駄ということになる。
正直なところ、そういう見向きもされないお店がほとんどじゃないのかな。
毎月高いお金を出してストア契約をしているのにかかわらず、見向きもされない。
挙句の果てに、サイト内で競争を勝ち抜くため「ドッとムービット」化していく。
ストア出品者は「売り上げが上がるのは価格の安いお店だけ」ということにそろそろ気づいてもよさそうなころだと思う。

そんな世界にストア出品者のメリットはあるんだろうか?
そして、楽天市場、価格.COM等のサイトは、出品者に対してなんらかのメリットを提供しているのだろうかと疑問に思う。
顧客(ストア出品店)に対して、なんらかのメリットを提供せずに、高い出品料だけを徴収し、ポータルサイトだけの「一人勝ち」の状態では将来性はない。
そういう姿勢である限り、そのようなビジネスモデルが通用する限り、今後もネット詐欺や、ドッとムービットのような会社が増えていくだろう。
楽天店舗、減少惨状…課金増に悲鳴、続々退店 「あんなにセコイ商売はない」

それにしても。。考えて行くと何かやるせない。
ドッとムービット被害者の会など、ネット上の無意味な奴らの書き込みが増えている。
被害にあった人達が「バカなことをしてしまった」と一番後悔しているのに、評論家ぶった部外者が追い討ちをかけているありまさま。
何にしてもたとえ、価格.COMに責任が無くても、被害が増加した要因のひとつであるということは事実。
にもかかわらず、このビジネスモデルで上場して大笑いの「価格.COM」
そして、やり場のない怒りの「消費者」
このコントラストだけは決して忘れてはいけないと思う。
出品ストアは儲からず、消費者は疑心暗鬼。結局笑っているのはサイト運営会社だけという図式が見えて取れる。
「共存共栄」のないビジネスは必ず破綻します。それは社会の常であるわけですから。

と、書いていたのが6月末のこと。
この件は、まだまだ奥が深そうでしたので載せていませんでしたが、本日こんな記事を見つけましたので載せました。
楽天株価下げ止まらず…ネット不都合情報勝手に削除か
陰る成長神話 楽天・三木谷の正念場
まだまだ続くTBSと楽天の業務提携交渉 4度目の延期、こう着状態に
posted by NoiZ at 13:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 事件・ニュース

企業が求めているものは「スピード」です。

「過労死」が少なくなってきたら今度は「心の病」
死んでしまうより病気のほうがまだマシと割り切れない人達が病にかかるんだろうな。
はっきり言って仕事量は団塊の世代の人達の方が多かったような気がします。
今ほど労働基準法は整備されておらず、休日出勤や有給未消化など当たり前、というかそんな言葉すらなかった時代だからです。
ただ今と昔、決定的に違うのは「スピード」です。
企業は力持ちよりもスピードを求め、極端な話し30年前は1週間後、一ヵ月後でよかったものが、今では即対応しなければいけないようになった気がします。

かくいう僕も企業人であったころ役員さん達より絶えずスピードを求められていました。
新しいシステムが導入されたらすぐに慣れなければいけない。
客からの要望、クレームは迅速に行動しなければいけない。
予算等で少しでも疑問に感じたことは、即追求し対応する。
短期長期売り上げ予測もスピーディーに分析しなければいけない。
など、その当時、スピードについていけなかった管理職はすべて一般職に格下げという憂き目にあっているを目の当たりに見てきました。
本当に僕よりもはるかに真面目に、一生懸命会社のことを考えていた人も例外ではありませんでした。

一生懸命やるだけではいけない。企業が求めているのはスピードなのです。
逆に、「スピーディにこなすことが出来れば一生懸命やらなくてもいい」と言っていいほどの企業体質は、要領を得た人は出世し、スピードについて行けない人は脱落し「心の病」に陥るのだと思いますね。
「こつこつと一生懸命がんばれば、きっといいことがある」と思っている人ほど、憂き目に合う世の中なのです。

ソース
心の病、30代に集中…年々、深刻化 「働き過ぎ」危険、企業の対応急務

以後、関係のない話しですが。
当時の同僚に、仕事で悩みすぎて円形脱毛症になった人がいました。
同じ仕事をしているのに、「どうして?!」と当時の僕は思いましたが、今思えば、それだけ彼の方が僕よりも仕事に対して一生懸命取り組んでいたのだと思えます。
だけど、その懸命さは実を結ばず、ジレンマに陥いり、円形脱毛症という病気となったんだと。。

過去を振り返った時に、ふと思いました。
その当時の彼と僕、どちらに好感を持てるかと訊ねられたら、僕は彼に好感を持てます。
僕は、当時の自分より、彼の方が好きだと、はっきりと言えます。
今ごろ彼はどうしているかな。元気でがんばってるかな。
印象に残る人って不器用な人なのかもしれません。。
posted by NoiZ at 12:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2006年08月26日

生物への尊重

僕は犬と暮らしている。僕は彼らを尊重している。
彼らの話す言葉の半分は意味はない。
でも一生懸命伝えようとしている。
だから僕も一生懸命聞いて理解しようと努めてる。
それが同じ家で一緒に暮らす者としての礼儀だ。

「気配を消した紫陽花に、来年もよろしくと願う君」 NoiZ
紫陽花も生えたければ生えてくる。
今が美しいからと言って、自然に逆らってまで残したいとは思わない。
それが紫陽花に対する尊重だ。散るも桜、咲くも桜。普通の人は自然に理解し尊重している。

そして虫も草も動物もみんな誇りを持って生きている。
人に生まれ変わりたいなど思ってもいないだろうし、己の不幸を呪うこともないだろう。
なぜなら、彼らは自殺などしない。ただ一生懸命生きようと努力しているだけだ。
だから尊重出来ることは尊重してあげなきゃ。
それが、地球で一緒に暮らしている者としての礼儀だと思う。

「子犬殺し」疑惑も浮上 子猫殺し騒動の直木賞作家、仏刑法に抵触?
自分以外のものを尊重できないやつはエゴイストだ。
人間が一番偉いなどと、うぬぼれているのかもしれない。
まるで自分を神だとでも思っているようだ。冒涜だ。はっきり言ってこんな人間はいらない。
きっとそんなやからが戦争を起こすのだろう。
posted by NoiZ at 07:03| Comment(4) | TrackBack(1) | 日記

2006年08月24日

秋の入り口

ギターを持って海までドライブ。大好きな彼女の前で弾いたのはこの時期だったかな。

今朝新聞を取りに外に出ると、秋風を感じました。
空がため息をついたような空気を体に受けると「今年もこの季節がやってきた」と思います。

昔の記憶を紐解けば、夏服から着替えた友達が大人に見えたのが新鮮でした。
高校野球のざわめきが去り、たまり場の喫茶店での飲み物は冷たいコーラからコーヒーに変わるのと同時に、作詞作曲もこの時期によくひらめきました。
そういえば、夏休みも終わりだというのに、宿題をまったくやっていなくて、憂鬱になっていたのもこの時期。
ひょっとしたら、そのようなトラウマを体が覚えているので緊張感が走るのかもしれません。

秋の入り口に立ち、そんなことを思い出していると、昔の日記も思い出しました。

秋は木の葉を染めるに飽き足らず、人の心も染めたがり
やがては冬へと葉を落とす。
さしずめ心の整理をつけなさいと言っているかのように。
夏のまま止まっている僕と、うつりゆく季節を比べるとせつなくなり、もどかしくもなります。
秋だからせつなさを感じるのか、せつなさから秋を思うのか。
いずれにせよ、ためいきをまたひとつ。
季節の移り変わりに取り残さた自分をせつなく思うこのごろです。

思い出すということは、これを書いた時の自分と、あまり変わらない自分がいることなんでしょうね。

さてと。夏も終わりです。
みなさんはいかがお過ごしでしょうか。
「天高く煙たなびく秋の空」 --NoiZ--
みなさんも志を高く持ち、この秋を送れますようにと願っております。
posted by NoiZ at 04:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2006年08月17日

AJAXだと。。IT長者の崩壊も近いかも

AJAX(Asynchronous JavaScript + XML)というものを最近よく耳にします。
JAVASCRIPTでXMLを呼び出すことを意味しているのですが、この技術はかなり以前からあり、僕は5年ぐらい前から商品レベルで実践していました。
都道府県を選択してください。町名レベルまでロードされ路線から駅名までロードされます。
(IEのみ動作)



上記はデバッグ用に作成したものですが、SQLServer2000+ASPでXMLを生成して、JAVASCRIPTでロードしています。(自宅サーバーなのでたまに落ちてるかも)
なので今さら「AJAX」と聞いてもピンときませんが、ただ、人に説明するのには、楽になりました。
XMLを生成して・・・などくどく説明せずにすみます。
そして何よりも、今までこの組み合わせはひっそりとしたもので、顧客に話すようなことではありませんでしたが、AJAX(エージャックス)という呼び名がついたおかげで、最新技術のように聞こえ、アピール対象となり顧客から喜ばれるかもしれません。

ついでに、こんなのも作ってみました。
お店MAP AJAX(MYSQL+PHP) 
賃貸物件MAP AJAX(MYSQL+PHP)  ⇒ベルメゾンUFOを拡大するとUFOらしき物体が。。
(安いレンタルサーバーなのでレスポンス悪)

上記のようなシステムを「インターネットマーケティングのカテル」では導入費用が38万円からで月額利用料は1万円からと日経に出てました。(1年目に70万円〜80万円也)
はっきり言って高すぎます。 
旬のものは高いようですが、特にIT関係の価格は「言い値」だということがつくづくわかります。
IT関係全般に言える「言い値」の商売は長続きするわけありません。
IT長者も近いうちに崩壊する気がしてなりません。
posted by NoiZ at 05:47| Comment(7) | TrackBack(0) | プログラミング他

2006年08月11日

グーグルはすごい

IT関係者から見れば、なんと言っても旬なのはGOOGLEです。
GOOGLEをうまく利用すればビジネスチャンスは、いくらでもころがっています。
そうなると「出る杭は打たれる」の図式で、色々な訴訟が出てくるのは目に見えていますね。
マイクロソフト包囲網のように、「GOOGLE包囲網」が引かれるのは時間の問題だと思います。

最近の開発案件での例を。
「賃貸物件検索で、地図表示をしたい」という業者がいて見積をとったところ、1000万円。。
内訳のほとんどがゼンリンからの地図の購入料金と使用料によるもので、高額すぎるので導入を断念した経緯があったそうです。(毎月の支払いが発生するとも。。)
ところが、GOOGLEを使えば地図の使用料は無料。
ただ、GOOGLEまかせなので、GOOGLE MAPがバージョンアップすれば、それに伴いメンテナンスが必要となることもありますが、メンテナンスの費用を毎月の使用料だと思えば安いもの。
開発費用も数百万で収まります。

そこで、さっそく下記のようなものを作り試してみました。
賃貸物件マップ
住所入力からの座標変換は苦労しましたが、無事に動作しているようで数時間で設置できる割には素晴らしい。(ちなみにデータの中身はウソです)
また、QRコードを表示してGOOGLE携帯にアクセス出来るようにし、ナビシステムまで使えるよう作りこみたいなど、あんなことも、こんなことも可能になるって、久しぶりに想像をかきたてられました。

でも素晴らしいほど、必ず「足をひっぱるやつ」が出てくるんですよね。
それに負けずがんばって欲しいものです。

グーグル、MTVと提携 オンライン広告にビデオクリップ
グーグル「夢のネット図書館」にカリフォルニア大参加
posted by NoiZ at 23:00| Comment(2) | TrackBack(0) | プログラミング他

2006年08月09日

情緒のススメ

情緒は問題点や観点といった「点」を線に結んで話を紡いでくれます。
「今日ゼリーもらって冷やしてあるから 一緒に食べようね」と彼女からのメール。
夏の情緒と、かわいらしさが伝わります。

「盗人に取り残されし窓の月」良寛
「寒いねと 話しかければ 寒いねと 返してくれる 人のいる暖かさ」俵万智
「藤棚の のれんをくぐれば 五月晴れ」NoiZ

先日検索で「佐野元春」と引いた時
「素敵なことは素敵だと無邪気に笑える心が好きさ」
と、歌詞のフレーズが書かれてあるブログがありました。(佐野元春:Someday)
このフレーズに敏感になれるのは日本人だからこそだと思います。
僕もこのフレーズ奥が深くて大好きで「裸の王様」にならぬようにと、未だに追求しています。

そんなふうに、誰に教えてもらったわけではないのに、日本人が持ち合わせている情緒。
そしてその情緒を持って人に接すれば「やさしさ」が伝わりますし、また情緒豊かな人はとてもやさしい人のような気配があります。
大げさかもしれませんが、「情緒」は日本が世界に誇るべき才能であり文化だと思います。
情景の描写が心情となる世界。僕は大好きです。
posted by NoiZ at 03:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2006年08月08日

「学問ノススメ」はどこへ行く

福沢諭吉様。
格差社会が広がり、スタートラインに立つのも許されない、今の時代でも学問をススメテくれますか?
たとえ「ゆとり教育」を見直しても、たとえ全員が同じ所得でも、学力の差は絶対に出ます。
比較をして格差をつけるのが、学力テスト。
どんぐりの背比べだったら、どんぐりの背比べとならぬよう、さらなる難問を解くだけの学力を求めてきます。
「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」
学力テストはそうではないようです。
絶えず競争させられ、立ち止まることも許されず、どうしたらいいのでしょうか?

僕は、小学校のころ理科が大好きでした。大人顔負けの知識を持っていました。
でも、成績は非常に悪かったです。
だから、高校になったころには化学とか生物が大嫌いになりました。

中学校のころ英語が大好きでした。
Beatlesの歌詞を英和辞典片手に訳していたこともありました。
でも、高校になってからの英語は文法がうるさくなって、大嫌いになってしまったのです。
いわゆる「落ちこぼれ」というものに属します。
そんなことを思うと、昔の無邪気な自分に同情すらおぼえます。

福沢諭吉様。
学校から、学問をすすめられ、やる気になっても、落ちこぼれてしまうのは何故でしょう。
また、社会に出ると、学校の勉強から役立つことは皆無に等しく、僕達の世界では「学問」など死語になりつつあります。
学校で学んだことについては、何も生かされず、何も役に立たないまま、ほとんどの人は生きているようです。
そして、やりたいことも見つけられずに、時間を明日へと先送りし、今だけの生活を送っています。
というか、少年期に学問に費やした貴重な時間を返して欲しいものです。時間を弁償してもらいたい気持ちにもなります。
そんなふうに思っている人達が大勢いるとなると、嘆いてしまいますよね。


僕は今の職につく前、上場企業の管理職だった。その時にはよく面接をした。
「どうして当社の面接を受けに来たのですか?」と聞けば
「やりがいのある会社だと思ったから」とか、「自分の能力を発揮できると思うから」等、青い奴等は平気で言う。
いつも僕は「働いてもいないのに、判断できるわけないでしょ」と思い、さらに聞き返していたが、こちらとしては、借りてきた綺麗な言葉よりも、自分の言葉できちんと話してくれた方がうれしい。
なぜなら、自分の意思を相手に伝えれる人間か否かを判断するために、聞いているからである。
また、仕事をやめる時は「自分に合っていないので」とやめていく。
いずれにしても、「自分がやりたいこと」という言葉が「綺麗な言葉」になっているので気安く使うのであろう。

「自分がやりたいこと」という言葉は、そんなに綺麗な言葉でも、軽々しく言える言葉ではない。
自分というものを知らないのに、「自分に合ってる、合ってない」という判断などつきっこない。
自分というものを見つめてもいないのに、「自分のやりたいこと」など、見つかるわけがない。

多くの人がやりたくない仕事をやっているからこそ、この社会は成り立ってる。
たとえ、やりたいことを見つけ、それで食べていけるのはわずかな人だ。
いや、お金にならなくても、本当にやりたいものを見つけて、続けられる人は最高の幸せを持っているものだと思います。
posted by NoiZ at 11:54| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記

2006年08月06日

それにしても中傷しすぎ

亀田選手の疑惑の判定から数日たって、コントラストがますます濃くなってきているような気がします。

あの判定についてもちろん肯定はしませんが、しかし、ここ数日間のうちに、否定意見がどんどん粗野になってきているような気がします。
最近コメントしていただいた意見に以下のようなものがありました。
>世論が一方に流されていることが多いような気がします。
>マスコミの論調がそのまま自分の意見になり、そして「自分の意見が世論だ」と
>錯覚する人も少なくないですね。

まさしくその通りの現象が起きています。
一度コントラストがダークなほうに傾けば、あらゆる角度まで黒くぬりつぶそうとしてます。
下記のリンクは、そのグラデーションが明確に伝わってきます。
上村愛子オフィシャルブログ

最初のうちのコメントは、さしさわりのない内容。むしろ試合を称えてます。
そのうちに、否定的な意見がちらほら出てきます。ここまではいいでしょう。
そのうちに、文章が汚くなって行って、最後の方では「死ね」とかの単語。
そしてついに荒らされてます。

まったく。。
何を正義だと思っているのか。
「金があればなんでも買える」という理不尽な気持ちはわかりますが、良識のある人でしたらあきれてしまいますよね。

追記
そういえば、TBSブロードキャスター(08/05)で「判定基準は曖昧なもので。。」とアナウンサーが言い訳していました。
余計なことを言わなきゃいいのに。。コマッチャウネ

ネットがTBSをKO 亀田疑惑判定で掲示板に「抗議しろ!」
posted by NoiZ at 06:33| Comment(4) | TrackBack(0) | 事件・ニュース

仏教が滅ぶ最大原因は?

「教えは3000年後には滅びるだろう」という釈尊からの伝え(末法)があります。
その「3000年後」というのは、今の時代です。
その要因は何だろうかと、たまに考えることがあります。

今日、目に飛び込んできたのが、ちびっ子達の得度式の写真。
クリクリ坊主でかわいいと、第一印象で思いますが、そもそもこの「得度式」とは、「仏の教えを聞いて学び僧侶になること」を言います。
厳しさとは皆無で、ちびっこたちの得度式を見るたびに、ただのアトラクションとしか思えません。
(ちびっこを送り出した親に怒られるかな。)

「人生の目的」を忘れた僧侶達
実際、高台にいる僧侶達は何をやっているのだろうかと思います。
「そんなことを言ったらバチが当たるぞ」と言われるかもしれませんが、あえて苦言を言わせていただきます。

まず、彼らはどのような社会貢献をしているのだろうかと思わずにいられません。
そもそも、彼らの本分は「悟りを開くこと」につきます。それが仏教で言う「人生の目的」です。
そして、仏法を布教をすることも大切な役割としてあげられます。

しかし彼らは、そのような本文を忘れ、宗教法人という特典を最大限利用し、豪華な施設を伴ってます。
「宗教法人も税制改革」と言われたとたんに、ガタガタと言う僧侶達は詐欺師としか言いようがないです。
たとえば、名古屋の大須観音の住職などは、駐車場や電気店等色々な経営を手がけています。
本来なら、そんな暇があったら悟りを開くために、なんらかの修行を積まなければいけないはずです。
もしくは、1時間税務署と話す暇があれば、1時間説法をするのが本来の仕事のはずです。
何度も言います。彼らの本分は「悟りを開く」ことなのです。
悟りを開くのにお金など必要ないでしょ。お金という煩悩をため込む大馬鹿者です。

達磨大師は、壁に向かって九年間、座禅を組んでも悟りを得られませんでした。(諦めた時に悟ったといわれる)
このように、人生の目的である「悟りを開く」ということは、それほど厳しいものなのです。
しかし、「人生の目的をこのようにして実行している」という僧侶の話を聞いたことがありません。
また「悟りを開いた」という僧侶がいることも聞いたことがありません。

創価学会のように、高額なお布施を要求する団体や、豪華な施設の高台にいる僧侶達。
彼らは本気で悟りを目指しているとは到底思えないのです。
仏教が滅ぶ最大原因は今時の僧侶達にあると言っても過言ではない気がします。

織田信長は今の僧侶達を見てなんと思うのだろうか。。
街中に火の手があがるかもしれませんね。


仏教に関する知識度は低い。
例えば、仏教には「天国」という考え方はない。
俗に言う「地縛霊」や「守護霊」という霊魂の存在などもない。
そのような事実を多くの人は知っているだろうか? おそらく知らないと思います。
知らないということは、坊主がさぼっていることに直結すると思うのです。
知ろうとしない我々も悪いのですが、高額なお布施を得ているのにかかわらず布教しない坊主はもっと悪いと思います。

髪を切るのは煩悩を頭から抜けやすくするため。
髪をのばせば外部からの煩悩を遮断するが、逆に煩悩をためやすいと言われている。
そのような理由から、僧侶は坊主にする。(宗派にもよる)

そういえばこの時期高校球児も坊主とまではいかないが丸刈りにする。
なんのためかまったくもって意味不明。
野球に打ち込むことを修行と称して、煩悩を抜けやすくするためなのか?


ちなみに僕は、宗教家ではありません。無宗教です。
新興宗教など大嫌いです。
奇跡とかは信じますが、それを宗教と結びつけて考えるのは悪寒が走ります。

創価学会マスゲーム
お寺は、税金払わなくていいな?
租税問題から創価学会を斬る!
迷走・西本願寺にみる「同和」の威力
だんじり肴に飲酒し死亡ひき逃げ、僧侶を逮捕
posted by NoiZ at 02:30| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記

2006年08月04日

女性のカラダの商品価値

女性をくどくには? と、あの手この手の指南書が用意されています。
要するに、それだけ若い女性はちやほやされる という裏返しなのでしょう。

男からの「カラダ目的」でちやほやされ、そこに気がつかない、浅はかな女は「私は人気がある」と、誤解する。
しかし、いい気になっていられる時代、居心地のいい時代は終焉を迎え、年齢と共にちやほやされなくなる。
その時に「こんなはずじゃなかった」と思い、過去の栄光を取り戻すべく、虚栄をはり、ちやほやされようとする。
女性全員がそうだと言っているわけではありません。
ただ、男性と比較して、そのようなハニーポットがたくさん用意されているのは事実です。

「本当のものより綺麗な嘘に夢をみつけてるあの子」 佐野元春:DownTownBoy

「難しいことはわからない」と、厳しいことを言う人から逃れ、自分の価値を高めようとせずに、甘い言葉についていく。
要領のいい綺麗な言葉を真に受けて、自分を見失ったまま大人になれば、下記のリンクに書かれてあるような「社会的な訓練に乏しく、一般常識や対人的スキルを身につける機会を得られない」大人になるのでしょう。
男性から「ちやほやされる期間」に流され、自分を磨くことを忘れた大人の女性が増えてきているのかもしれません。

女子高生が階段を上がる際に、おしりにかばんをあててあがって行きますよね。
太い足をカメラに収めようとするマニアがいることも事実なのですが、あさはかな商品価値を知っているんですよね。「私は見られてる」と。
あなた自身を見ているわけじゃない。あなた自身に魅かれているわけじゃない。体だけを見ているのです。 
それは年齢と共に値打ちがなくなることをお忘れなく。
そして綺麗な言葉をかけてもらえるのは「期間限定」だということも。

そう、カラダの商品価値には有効期限があります。
男も女も自分の商品価値が乏しいものだったら魅力はないものです。
大人になった時に「あなたの価値はカラダしかなかった」ということがないように気をつけましょう。

最後に「惹きつける力」を「商品価値」としての表現は異論があるかと思いますがご容赦を。

関連リンク
【正論】犯罪心理学者、聖学院大学客員教授 作田明
鏡のない部屋
posted by NoiZ at 14:35| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記

2006年08月03日

裸の王様とその仲間達

■王様のとりまき
輪島功一
「勝ちに値する戦いぶりだった」
畑山隆則(WBAスーパーフェザー・ライト級元王者)
「いい試合だった。(亀田興は)よくやった。世界戦なんだからこんなのは苦戦のうちに入らない。」
大橋秀行(WBC・WBAミニマム級元王者)
「体も鋼ならハートも鋼だった。今までに経験がない上に減量もきつく、十一回とかは限界を越えていたと思うが、ハートでよくやった。」
叶美香
「まばたきもできないすごい試合でした」
大黒摩季
「家族愛にジーンとしました」
哀川翔
「素晴らしい親子関係にすごく共感している」
T−BOLAN
「まずは夢の始まり。おめでとう。ここからが本当のスタートです。背中を見ているので頑張ってほしい」

■服を織る旅人
協栄ジム
TBS

■裸の王様に登場する子供
ガッツ石松 (苦笑)
「立ってればチャンプか」
あと具志堅用高さんも忘れてはいけませんが、それにしてもガッツ石松さんは、はまり役ですね。

・・・なんだか2CHぽい内容になってしまった。。


「勝ち組、負け組み」の試合
posted by NoiZ at 14:28| Comment(5) | TrackBack(0) | 日記

「勝ち組、負け組み」の試合

朝鮮問題に、靖国問題等、アジア諸国から色々言われる中で、「日本人として誇りを持とう」と日ごろ思っているのですが、そんな気構えが一気に冷めてしまうような出来事でした。

いつからこんな日本になった?
今までもこんな日本だった?
問題の多いTBSだから?
やってくれました。世間体ならぬ、「世界体」を考えると恥ずかしくて外に出られません。

福井日銀総裁の問題、企業体質の問題等、いつもいつも「だまし」が入っていて、うんざりするほどの虚脱感をおぼえてしまいます。
空を見上げ「お天道様は見ている」の気力しか残らないような感覚です。

リングを去っていく二人は「勝者」「敗者」ではなく、「勝ち組」「負け組み」として見えたのは僕だけでしょうか。
そして、敗者は「弱者」と重複して見えました。

追記
彼は大人たちが濁した判定で、余分な重荷を背負ってしまったわけですが、今後は口先だけではない部分を見せてもらいたいものです。
彼の表現でいう、この「落とし前」をきちんとつけるか拝見しましょう。
啖呵を切っておいて「ダメでした」では「落とし前」等の言葉を表現する世界ではどうなるのか、わかってますよね。

関連ソース
基準あいまい「地の利」ある/ボクシング
亀田興毅:判定に疑問符、「温室栽培」批判はね返せるか
亀田興毅:世界の厳しさ味わう…課題の残る試合
亀田王座も「汚点残した“地元判定”」 ジムの力? 人気低迷の悪夢、再現か
「え〜」「何で?」亀田の微妙判定でTBSに抗議殺到
posted by NoiZ at 12:16| Comment(5) | TrackBack(0) | 事件・ニュース

2006年08月02日

郷に入れば郷に従え

日本のことわざに「郷に入れば郷に従え」というものがありますよね。
僕らが海外に行ったら現地の人に日本語で会話しようとは思わず、英語か現地の言葉で話すように努力するでしょう。
「郷に入っても郷に従わない」ということは個人のエゴに通じるものなので、「日本語が通じない!」って怒る人はまれでしょうね。

「おまえ何人や」差別発言と顧客提訴の社員
ハングル文字で書かれた名刺を差し出されれば、誰しも「どこの人?」って聞くでしょ
ここは日本なのです。しかも会社人間が顧客に、ハングル文字で書かれた名刺を差し出すなんて、「お前が俺を理解しろ」という「エゴをふりかざしてる」としか言い様がありません。
この「デリカシー」のなさの方が問題だと思うので、「ようこんな名刺出すな」って思うのは当然です。

とりあえず、記事だけを読めば「これしきのことで?」と思います。
トラブルに発展する前にもっと色々あったはずです。そう信じたいものです。
でなければ、提訴した人は「ただのバカ」です。

いずれにせよ、社会人にとって相手とのコミュニュケーションは大切なことです。
その一助としての名刺は重要なものであり、意味不明な名刺はコミュニュケーションを阻害する危険性があります。
っていうか、「子供のお使い」じゃないんだから、普通の社会人だったらわかるはずなんですけどね。
posted by NoiZ at 14:46| Comment(4) | TrackBack(1) | 日記

2006年08月01日

貧民の、貧民による、貧民のための世の中

ちょっとでも自分が注意されようものなら、青筋立てて、ヒステリックに叫ぶオバサン。
ちょっとでも間違ったことをしようものなら、鼻の穴をふくらませ、鬼の首をとったように騒ぐオヤジ。
電車を待っていると、忍者のようにやってきて、横入りしてくるオバサン。
うようよいるんですよね。こういう人を不愉快にさせる、失礼な人達が。
ズルしてでも、他人に対して失礼であろうとも「やったもの勝ち」というような、心が貧しい人達の「貧民天国」のような気がします。

でも、僕の知っている人達で、成功をしている人達ほど、ものごしは柔らかです。
中身まではわかりませんが、外見上は世間の「一般常識」をわきまえています。

ですので、貧民をみかけたら、差別するのもいいでしょう。
「奴らは心も、生活も貧しいんだ」と、白い目で見ましょうよ。
僕は何言われようと、心ない人達に同情する気はまったくないです。
奴らのエゴに付き合うほどお人よしではないので、冷たく接するに限ります。

と、頭では思うのですが、
「てめぇ何やっとるんだ このタコ!」とこないだ、電車待ちの時に駅のホームでタバコを吸ってる高校生に言ってしまいました。。
僕も「貧民」です。。m(_ _)m

【産経抄】8月1日
posted by NoiZ at 13:40| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記