「マックスエアサービス中国に騙されW杯観戦ツアー中止」という事件があり、しかも、申込者から集めたお金は全額返済されずに破産。
また、ドッとムービットというサイト上からの家電通販業者は商品代金を受け取るだけ受け取り、商品を発送せずに破産宣告。
これもW杯がらみで、消費者は大型TVでW杯を見ようと発注し業者は商品代を振り込ませ、そして破産宣告という事件だ。数日前まで入金させておいていきなり破産じゃたまったものじゃない。
おそらく双方とも、お金は戻ってこないだろう。それにしも、最近はYAHOOオークション詐欺といいしょっちゅうある。
消費者はいつだって泣き寝入りだ。
「騙される方も悪い」と無関係な奴は言うけれど、それだけ騙す奴らが増えたということであり、「騙される方も悪い」ということはない。
その理屈は「ねずみ講」とかが流行ったひと昔前の言葉だ。
現在は落とし穴が多すぎる。穴が多ければ多いほど、はまってしまうものなのだから。
昔に比べると会社も安易に作りやすくなっているのも原因のひとつだと思う。
モラルの乏しいお金がない奴らでも作れるのだから。
作りやすいというのもいいけど、破産させたら厳しい処罰も用意しておいて欲しいものだと思う。そうしたらふざけた会社を作って、すぐに倒産させるということもしなくなるだろう。
それにしても痛ましい。
詐欺にあった人達は(破産ではなくあえて詐欺と書く)サッカー見るたびに、暗い気持ちになるだろう。
金持ちだけが平穏な生活ができて、貧乏人はいつだって、はずれクジを引く運命なのか。
日本は「弱いものが泣きを見る」国になったものだと実感する今日このごろだ。
2006年06月16日
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