2006年07月18日

迷惑メール > SPAMメール

うざったいスパムメール プロバイダ何してる?という記事があり、これには異論あり。
「迷惑メール」イコール「SPAMメール」と捕らえているからです。
SPAM(踏み台)は迷惑メールを「送信する手段」であり、迷惑メールのすべてではありません。
そして、プロバイダには規制のしようがありません。迷惑メールなのか、正規大量メールなのか見分けがつかないからです。(メールマガジンも迷惑メールも送信手法は同じです)
ただ「スパムメール」を繰り返しているサーバーは「ブラックリスト」に載り、そこからの送信を受け付けないようにする工夫もしています。
しかし、迷惑メールは減りません。それはなぜか。

迷惑メールを送信する手段は大きく分けて2つ。
ひとつは、セキュリティの甘いメールサーバーのSMTPを通して発信されるもの。
要するに人のサーバーを踏み台にして送信しているところからSPAMメールと言われるものです。
大抵のサーバーは踏み台にされないようアクセス権限を待たせていますが、たちが悪いのは自宅等で立ち上げる「素人サーバー」なのです。
知識がないのにサーバーを立ち上げ、外部からSMTPが使われ放題となりSPAMの温床となってしまいます。
ですので、「スパムメール」の規制はプロバイダよりも、アホなサーバー管理者が諸悪の根源ですので、この人達を規制?!するべきでしょう。
(ちなみにSPAMサーバーを放置しておくと「ブラックリスト」に載りますが、トロイの木馬タイプのウイルス発信の温床ともなっており、はっきり言って一番の*迷惑です)

もうひとつは、フリーレンタルサーバーから。
フリーレンタルサーバーのSMTPを利用しPERLやPHPのプログラムで大量メール送信。
(http://web.fc2.com/ からの発信などが有名だった)

ですので、迷惑メールをなくすには、
素人はむやみにサーバーを立ち上げない。
レンタルサーバーは大量メール送信の規制をする。(しっかりしたところはすでにそうしています)
これで大半は撲滅されるでしょう。
しかし、世界は広い。。日本だけの問題じゃないのですよね。中国などは無法地帯ですから。
そして、不特定多数に送信される電波には「電波法」というものがあります。
アマチュア無線の四級は10Wまで出力OKとかいうやつです。
メールにそれを当てはめるわけにはいきませんが、迷惑メールを送信したものは違法として何かしらの対策は必要だと思います。

とりあえず。。
掲示板などにメールアドレスを載せたり、怪しい業者にメールアドレスを公開すると一年後には必ず迷惑メールがやってきますので注意が必要です。
また、迷惑メールのリンクからそのサイトにアクセスしたり、「このメールの配信停止はこちらから」というのも絶対おこなってはいけません。
「生きているメールアドレスの確認」ということで100倍になって迷惑メールがやってきます。
ということでやはり自分で対策するしかないということですね。。


*ほとんどの人は近所の人と共有回線で、同じ配線を使用している関係上、近所の人の中にSPAM温床サーバーや、ウイルス温床サーバーがあるとまわりの人達のパフォーマンスが落ちてしまいます。
こないだ、そういうアホのせいで、こちらのプロバイダ(コミュファ)のSMTPがダウンして一日以上メールが送信できなかった。ということがありました。ホント迷惑な話しです。

SMTPブラックリスト
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posted by NoiZ at 23:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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