2006年10月06日

つらい夢を見た。

悲しみは希望が消えた時にやってくる。
では「つらさ」は?

今日 つらい夢を見た。
僕は歳を取っていて体が不自由となり、歩くこともままならずベッドでの生活。
友達も話し相手も誰もいない。孤独な毎日を過ごしている。

そんな設定の夢の中で、僕は夢を見ていた。
大好きなペットの犬(チャチャ)と散歩している夢。
チャチャに「楽しい?」って声をかけたら、笑顔でこっちを振り向いた。
その瞬間、年老いた自分の夢がさめた。

「チャチャはもういない。元気に歩ける自分ももういない。」とてもつらかった。
この夢が現実のものだったらと、どんなにうれしいことかと、ベッドの上でひどく落ち込んでいる自分がいた。

その時にやっと夢からさめ、本当の現実に戻ることが出来た。
いつもなら「夢でよかった」とほっとするものだが、今なお、つらさが残っている。

頭の中ではこの世の無常も真実も合点している。だが、心の中までは穏やかではないようだ。
夢で見たようなことを考えると「ボケたら楽かもしれない」「死んだら楽かもしれない」そんな後ろ向きの答えしか出てこない。
今のうちは、無理してでも、自分を欺いても「希望」を見つけることができる。
でも、夢の環境下になったとき、窓から見える景色だけを頼りに希望を見つけることができるものなのかと、考えた一日だった。

幸せのキーワード
posted by NoiZ at 05:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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