2006年11月17日

VISTAってどうなの?売れるの? Part3

今まで使用した感想です。
1.ノートパッドをHidemaruエディタにしたところ、文字入力のもさっとした感覚がなくなった。
(Hidemaruエディタが使えたのはうれしい)

2.「ガジェット」は遊べるかも。(AJAXでのアクティブデスクトップとでも表現したらいいのかな。)
今後色々なツールが作られ出回るでしょう。 っていうか作ろうかと思いました。
ガジェット起動中のデスクトップ画面(デスクトップの右に並んでいるのが「ガジェット」です)

3.Windowsメール(旧OutLookExpress)の迷惑メールの仕分けはけっこう使える。
まず、OutLookExpressもOutLook2003にはメールのヘッダを判断して「迷惑メール」とする機能はなかった。
たとえば、スパムメールの手口によくある*リターンアドレスに、宛先受信者のアドレスをメールヘッダに指定して送信をおこなうことがあるのだが、OutLookExpressはこれを受信してしまうし、OutLook2003にはそれを迷惑メールだとルールづけする機能もなかった。
しかし、新しいWindowsメールにはなんの設定もしていないのに、「迷惑メール」だと判断してくれていた。
これはちょっとしたことなんだが、知らない人にとってはうれしい機能かもしれない。迷惑メールが一時的には激減するだろう。

4.IIS7.0
IIS5.xと違い、やはり大幅に変わっている。
WindowsServer2003をさわっている人にはすぐにピンとくるのだが、MINEタイプの設定等しっかりしないと、泣きを見ることになる。
当然、デフォルトではIISは入っておらず、下記手順でセットアップしなければいけない。
IIS7.0画面
コントロールパネル→プログラムと機能→Windowsの機能の有効化または無効化 
(旧 コントロールパネル→プログラムの追加と削除→Windowsコンポーネントの追加と削除)
Windowsの機能の有効化中画面

5.セキュリティ対策
ついにマイクロソフトもウイルス削除ツールをを開発という感じでしょうか。Windows Defender(スパイウエア駆除、防御は無料、ウイルス削除、防御は有料)
こうなってくると、シマンテックのインターネットセキュリティや、ウイルスバスターのソフトを使用するよりも、Windows Defenderのほうがいいでしょう。
WindowsのAPIを効率的に使用するぶん、インターネットの表示速度が遅くなった等のパフォーマンスも落ちないかと思われます。
でも、自社でOSを開発しておいて、そのセキュリティホールをついたウイルス駆除を有料というのも、なんだか考え物ですが。。皮肉なジョークのようです。


あとになって気づいたのですが、僕は画面領域1600×1200の環境で使用しています。これを1280×1024の環境だとXPより苦しくなります。
フォルダを開くとアドレスバーの隣に検索バーがあるとか、、VISTAはどちらかというと、横長で使用するイメージです。
IISの設定でもそうでしたが、IIS5.xと違い、7.0ではすべて管理画面内での作業となるせいで、1600×1200に画面いっぱいに広げて使える感じでした。
IIS7.0設定画面

VISTAにする必要はあるのか?
必要です。その理由は・・ありません。
なぜならWindow2000からXPにした理由などありませんよね。
実務的なレベルでは2000で十分なはず。なのに、ほとんどの人はXPです。
それと同じ理屈でなんだかんだ言ってもVistaとなるのでしょう。
そして、VISTAのリリースにより、IT企業の株価の動向も気になります。
ハードウエアの変更を余儀なくされるVista。
Windows DefenderのようにソフトウエアがXPより充実しているVista。
そしてWindowsLiveと密接な関係のVista。Vista起動時ページ(ウエルカムセンター)より起動
そうやって考えると、どこが落ちて上がってと予想される部分もありますね。

次回は現在販売されている標準的なスペックマシンにVistaを入れてさわってみたいと思います。

Vista総合得点 エクスペリエンスインデックス
WindowsVistaを使用した感想など。
VISTAってどうなの?売れるの? Part1
VISTAってどうなの?売れるの? Part2


*リターンアドレスを使ったスパムメール
受信者のアドレスに「aaa@ppp.vs」という存在しないデタラメなメールアドレスで送信したら、受信者がいないとき、「送信者のアドレス」にメールは戻って行きますよね。
それを利用して、「送信者のアドレス」にあなたのアドレスを指定するわけです。
当然、あなたのもとへ、「aaa@ppp.vs」のメールが届くことになります。
これはメールのヘッダという部分でリターンアドレスを変更して送信する手口なのですが、通常はリターンアドレスと送信者アドレスは一致してなければおかしいですよね。
posted by NoiZ at 07:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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