2006年12月13日

大人がしているのに俺らがやってなぜ悪い

今度、北海道へ帰るんだけど、一緒に行かないか?
みんな(友人)も待っているぞ
と、警察官の友人から電話があった。
僕は札幌の高校に通っていたこともあり、北海道にも友人がいるのだが、その当時、「悪いこと」をよくやった。
単車を乗り回したり、飲酒喫煙など、その当時の時代背景での「悪いこと」をし「不良」と呼ばれる人種だった。
えっちにしてもそうだけど、あの当時の「悪いこと」は、「大人の世界を体験する」という定義だった。
さらに言えば「大人がタブーと思いながら実行していることを子供がおこなう行為」イコール 僕らにとって「悪いこと」だった。

それが今の時代、今の子達にとって、僕たちのしてきた「悪さ」は大したことないだろうと思う。
大人と子供のボーダーラインがなくなり、当たり前のことになってしまっている。
「口づけをかわした日はママの顔さえも見れなかった」FRIENDS:REBECCA
この歌は今から20年前(1985年10月)HITした曲。今、このような女子高生いないだろうな。

そして、弱いものいじめはしなかった。(と思う)
なぜなら、弱いやつしか相手にできない、喧嘩を売らない イコール 情けないやつ
イコール「ガキ」と、見られるのが嫌だったというか、そういう風潮だった。
なので、見た目悪いやつ(昔はつっぱった奴ということで一目瞭然だった)としか争いごとはしない。
だから世間を前にしても怯むことなどなかった、
「大人達がしているのに俺らがやってなぜ悪い」とね。
あー この思い。今の子供たちもそうかもと、友人と話しをしながら思いました。

追記
現代の「悪いこと」の定義は、単純に「罪を犯すこと」が定義となっている気がしてなりません。
posted by NoiZ at 06:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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